「明治2年(1869年)3月25日、軍艦「高雄」羅賀の対岸イシ浜に沈む」
明治維新 幕府軍と新政府軍との戦いも終わりに近づいたころ 秋田藩の軍艦「高雄」は 函館で心ならずも幕府榎本軍に捕えられ 榎本軍は 新選組副長土方歳三を斬り込み隊長にして 宮古港に集結していた新政府軍の新鋭艦「甲鉄」を分埔る作戦を企て「高雄」も参加させられましたが 作戦は失敗し 東郷平八郎が砲術長として乗り組んでいた 新政府軍艦「春日」に砲撃されて逃げる途中 船足が遅いため船を対岸のイシ浜に座礁させ艦長古川節蔵等乗組員は上陸し 後に南部藩に投降しました。