ヤマセとは、6月〜8月に北海道や東北の太平洋岸に吹く北東の冷たい湿った風(オホーツク高気圧から流れ込む冷たい気流)をいいます。この風が長い期間吹くと沿岸一帯の農作物に大冷害をもたらすことがあります。
ヤマセが多発すると平均気温は約4〜5度も下がり、出穂・開花期に移行する稲に大きな被害が出て、これまでも大飢饉や不作の歴史や記録を繰り返してきました。
田野畑村では、この冷涼な気候と隆起したほぼ平坦な大地の特性を活かし、酪農による乳製品づくりが盛んに行われています。
海岸の景勝地、北山崎や鵜の巣断崖では、海からのヤマセが断崖に掛かったり引いたりする瞬間の景色が幻想的で、写真愛好家に人気があります。
お問い合わせ | 田野畑村総合観光案内所 住所:〒028-8402 岩手県下閉伊郡田野畑村北山129-10 TEL / FAX:0194-33-3248 |
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